2024年 3月 23日 Y様・Y様 三ノ輪 ご自宅出張レッスン
ピンストライプのコットン生地でスタンドカラーシャツの製作に入ったお二方。トップの写真の着ている形のシャツ(着ている分は既製品)を生地を変えて作っていきます。前回残りの時間で少しシャツの型紙のご説明はしました。今回お一人は、型紙を写すところからスタート。もうお一人は型紙を写し終え、裁断、印つけ、衿の縫製まで進めておられたので、身頃の縫製からスタートとなりました。グループレッスンですが、皆さんお仕事もそれぞれ。宿題でここまで出来ればとお伝えしてもお忙しかったり、なかなか難しいこともありますので、進み具合はお一人お一人のスピードに合わせて進めていきます。
それぞれのペースで作業スタート
シャツは一度作っている事もあり、少し手順も分かって来た感じでしょうか。ひとまず型紙を写し→地の目を合わせて裁断→印つけまで、黙々と進めていらっしゃいました。順調に肩縫いと衿の縫製に入っていきます。
色々な方法を試して学ぶ
縫製については今までは縫い端処理をほつれ止めを塗って処理してきましたが、今回はミシンのかがり縫いを使ってみる事にしました。パーツが小さく縫い代が0.5cmの為、生地がミシンの針と一緒に沈んでしまうことを防ぐために薄紙を挟んで縫ってきたのですが、かがり縫いの時には取れやすいセロハンを使う事にしました。ほとんど力をかけなくてもパリパリっと取れるので、とても便利ですね。
肩線縫い→縫い代かがり縫い→袖付けと、進めていきます。やはり袖ぐりはカーブがキツく縫いにくい様で何度か縫い直していらっしゃいましたが、無事に付きかがり縫いもできました。衿つけに入ろうとしたところで、どう頑張っても衿と身頃衿ぐりの寸法が合わず…型紙を計り直してみると5mm衿の方が短く書いてしまっていたようで型紙から作り直すことに。
ここまででお時間が来てしまいましたので、今回は終了。宿題は各々出来るところまで進めていただく感じでお伝えしました。これが正解!ということはないと思うので、色々試しながら進めていくことで、やりやすい方法をそれぞれ見つけられたり、ここはあの時教えてもらったこの方法が使えるかも!などとお二人の引き出しを増やしていけたらいいなと思います。
担当者 まいまい
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