2022年 12月20日 W様 国分寺市 ご自宅出張レッスン
今日はWさんのご自宅で出張レッスンでした。小学生のお嬢さまが人形の洋服を製図から習いたい、作りたいとのご依頼でした。
デザイン画から製図を起こすポイント
作りたい服のデザインは、あらかじめ紙に描いてくれていて、1番のデザインポイントである袖口のライン、大きく広がった袖口で作りたいイメージがとてもよく表現されていて、伝わりやすいなぁと思いました。そのデザイン画を見ながら、前中心の空きはファスナーなのか、マジックテープなのか、袖に入る線はどんなテープを使うのか、生地はどんなものを使うのか、布帛なのかニットなのか、裾幅や、丈はどのくらいにするのか、色々聞きながら、デザイン画と、人形を見ながら、製図を引いていただきました。
製図パターンからのサンプル制作
製図の引き方は、まず、身体にフィットした製図を市販の製作本から探して、ハトロン紙に写し、パターン展開していきました。人間の場合は、原型という型紙からパターン展開するのですが。レッスンの終わり時間に、パターンが完成し、薄手シーチングにパターンを写すことと、出来れば、そのシーチングに写したものを組み立てるということを宿題になりました。次回は、シーチングで組み立ててからの、デザインチェックと、パターン修正、そして、裁断、縫製と続きます。
今日は、見頃のアームホールを測ったり、袖のアームホールと同じ寸法にするのに、数字を足したり引いたりと、パターンをおこす(製図を書いていく)という作業をして、少し難しすぎたかな?嫌にならなかったかな?と思っていましたが、帰り際に、夕方から続けてシーチングの裁断をし、組み立てをすると聞いて、まだまだやりたいという事と、楽しかった様子がうかがえて良かったです。
担当者じゅんこ
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