2024年 4月8日 Y様・駒込レンタルスペースレッスン

Y様、約1ヵ月ぶりのレッスンです。筒状になるところまで進められましたが、このレッスンの前に、前布と脇布(パーツについては前回のレッスンノート参照)の縫い合わせをバイアステープを使っての処理に変更したいのですが…とご連絡をいたたきまして、今回は一つ工程を戻し、そこの縫い合わせからスタートです。

テープを使った縫い代処理

ニットの縁取りテープをお持ちなので、それを使用しテープが表に見え、縫い代が包まれるデザインになるようにします。通常縫い代を裏に出す場合は中表に生地を合わせて縫いますが、この場合は外表に合わせてテープもいっしょに3枚重なった状態で縫います。テープが両折りのため縫い代が余分なので幅をカットしてから縫い代を包み上からステッチをかけます。
ニット素材ということもあり、なかなか最初は端ミシンを同じ幅でかけるのは難しいですが、練習していくとコツも掴めてくると思います。時間がないので片方だけしてみました。
次に脇を縫い股ぐりの処理に移ります。


股ぐりの処理

股ぐりには細いゴムを通します。先程よりも少し太めのテープを使い股ぐりの縫い代をくるみます。テープの長さは型紙の股ぐりを測り、左右同じ長さをまずカットしておきます。伸びるので寸法が変わりやすく、注意したい点ですね。
テープが縫い付けられたら5㎜幅ほどの細ゴムを通すのですが、ゴムの長さは股ぐりの実寸の85~90%の長さにすると、程よい締め付けになります。

と、このあたりで残り時間が少なくなってしまったので実際に縫うのではなく、最後までの工程をご説明させていただきました。
股ぐりにゴムを通し両端を仮止め→股下を中表に縫いぬいしろはジグザクステッチで押さえる→ウエストゴムを実寸の85~90%にカットし輪の状態にする→本体の前中心、後ろ中心、両脇の4か所に合印をつけ、ゴムも4等分に合印をつける→ゴムと本体を中表にし合印をあわせて止めていき縫う→縫い代をジグザグミシンをかけて完成!となります。
下の写真は完成までの工程をご説明した様子。形が見えてきましたね。
3回に渡って生地選びから製作工程をレッスンしました。ずっと動画に工程をおさめていらしたY様。このあとはご自身で練習を積み重ね作り上げていただきます。仕上がりを楽しみにしています!ありがとうございました!

担当者 まいまい

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