アパレルブランドスタートアップ、イラレの基本　パスとオブジェクトの微調整ツール紹介④

2023年　　8月 6日 A様 三鷹 カフェ出張レッスン

アパレルブランドの起業準備中のAさん。
本日はAdobe Illustratorの基本的な動作・ツールの使い方、第四回目。

基本動作の続きと、アパレル仕様書、縫製仕様書、指図書などに使う絵型をベジェ曲線でトレースできるようなスキルをつけていきます。
並行して、イラレ基本動作と同時に、オープンパスやクローズパス、塗りとは、線（枠）とは？に進みます。

前回は、パスファインダーや整列、クリッピングマスク、鉛筆や効果をレッスンしました。本日はイラレの概念とも言える「パスとは？オブジェクトとは？」です。

パスをオブジェクトに変換するには「パスのアウトライン化」「分割・拡張」などが代表的です。オブジェクトはパスに戻せませんので、原本は原則残しておきます。

はさみ、ナイフ、消しゴムツールでオブジェクトやパスの分断が出来ますが、それぞれ用途が別れます。データをその後どうしたいかで判断して使って下さい。

Tシャツや洋服の色の付けの際の手順では、絵型データ作成方法の違いで、反映できるツールが変わってきます。
シェイプ形成ツールや、ライブペイントツール、複合パス、パスファインダなどを使い、パスが重なり合った部分、抜きの部分、などの着色方法を例を挙げました。

パスはオープンパス、塗りは原則なし。
クローズパスはパスが完結して結ばれた状態であり、オブジェクトです。
形成する際、自分が何を目指して作るのかにより、パス、オブジェクトを使い分けて作る必要があります。

他、文章をエリア内に作成する方法、スライドコピーの復習などで今日は終了しました。

次回は、パスやオブジェクトの概念を更に詰めていきます。
破線やアピアランスを使い、地図を作りバリエーションを加えます。
仮想データーを使用した後の後処理の変換の仕方まで行います。並行して、アパレル仕様書、縫製仕様書、指図書などに使う絵型のaiデータを、アウトプット、データの書き出し方に進みます。

次回から予定している縫製レッスンの準備、パターンや生地選びの用意、注意点のお知らせなどです。

本日も内容盛沢山のレッスンをどうもありがとうございました！

担当者ココフラッペ