ファッションイラストのレッスン　IllustratorやiPadの導入も視野に入れつつ、手描きのレベルアップを

2024年　4月30日 O様 所沢 出張レッスン

スタイリスト、洋服のデザイナーとして活動中のOさん。
現時点でのスキルやお仕事内容、今後はどのような目標があるのかを確認し、今後のレッスンの方向性を一緒に考えていきました。

ファッションイラストを手描きする場合と、パソコン等を使う場合。
それぞれ必要な道具や機材、ソフトなどの説明。
イラスト用の画材は、人にもよりますが、マーカー類は扱いやすく、O様も今後の使用を検討されていたとのこと。次回レッスンからはマーカーでの塗りとなりそうです。

デジタル制作環境のご相談にも乗っております。
Oさんは、パソコンはお持ちですが、現時点ではイラスト制作に使われていないそうです。
まずは、手描きを学び直しつつ、今後必要な機材やソフトをご検討いただくことに。

IllustratorとPhotoshopの違い、描きたい絵のイメージによるソフトの選び方、
Illustratorの便利な機能などのお話も。
現在は、iPadで仕事用の絵を描く人も増えているので、おすすめのソフトの説明なども。

ファッションイラストの実践のレッスンにも入りました。
すでにお仕事では描かれているですが、手描きのレベルアップができる方法を学びたい、手順や制作方法を再検討されたいとのこと。
今回は、その場でモノクロ線画イラストの作成をしました。

まずは、服を着る前の人体の描き方から。
バランスや角度を意識すること、身体の上から服を描く場合のポイント、おおまかな全体の捉え方、表現方法などを細かく説明しつつ描画。
丸みや厚みのある人体の上に、布が乗っていると意識することで、より立体感のあるイラストを目指すことができそうです。
襟や袖、シワなど、洋服のパーツの細部の描写の練習もしました。

お仕事ではメンズアパレルをデザインされる機会も多いとのことで、男性の絵と女性の絵の両方のレッスンを行いました。
具体的なコツをいくつか掴んだことで、今までよりも描きやすくなったようです。

今回は、形のとり方中心のレッスンだったので、ご自身でも練習を重ねた上で、次回は、色塗りについて、学びたいとのことです。

本日は充実したレッスンをどうもありがとうございました。また次回も引き続きよろしくお願いします。

担当者 fuku