2023年 10月 23日 H様 西船橋 ご自宅出張レッスン
2度目のレッスンをご希望してくださったH様。今回はお手持ちのシンプルなデザインのワンピースから、型紙に写し取る方法をレッスンしました。
服のサイズを細かく採寸していく
まずは、着丈やバスト寸、肩幅など形のベースになる箇所を採寸して、書き出していきます。カーブや広がりのあるラインは細かく測っていく必要があるのですが、例えば袖ぐりのカーブは肩の一番高いところから5cm下で○cm、10cm下で○cm、という感じで測り、曲線を描く目安の寸法をメモしていきました。
細かく一通りの箇所を採寸出来たので、製図用紙に描いていきます。
何度も測りながら微調整
基本の前中心線、後ろ中心線をひいたら身幅の寸法や袖ぐり、衿ぐりの寸法を書き移していきます。ただ、サンプルを測ったからと言って、ドンピシャで一回で書き上げられることはありません。もう一度測りなおしたり、紙の上にワンピースを置いてラインを写してみたり、うまく寸法が収まる線を見つけていきます。今回は後ろの衿ぐりにタックのあるデザインでしたので、その写し方の方法もレクチャーしました。紙の上で実際に同じ分量をたたんでみて、寸法を探ります。
以前別のミシン教室でも同じような内容を教わったそうで、その時の疑問も今回の個人レッスンで理解できていらしたようでした。グループレッスンではなかなか聞けないところを掘り下げて聞けるのも、個人レッスンのいいところですね。
袖は袖丈と袖山の高さで案内線を引きカーブを書き出していくのですが、基本の袖の製図方法を交えながらできるだけサンプルに近い線を書き出していきました。
時間の関係で袖は少し駆け足で書き上げてしまい、ちょっと難しい~とおっしゃっていましたが、なんとか形を写し取るかとが出来ました。
一度やっただけでは、なかなか習得するのは難しい作業もあり、「次回以降もこう言ったレッスンを何度かやってみたいです!」と、とても意欲的なH様でした。わたしは只々かわいいわんちゃんたちに癒されました。お疲れ様でした、また来月もよろしくお願いいたします。
担当者 まいまい
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