2023年 3月 22日 豊島区Sさま ご自宅訪問レッスン

前回のレッスンではファスナー付けを行いました。
ステッチが少し曲がってしまったので解いてからの縫い直しを
宿題とさせていただきましたが
その後の連絡で、やはりステッチが曲がってしまったとのこと。
今回は曲がってしまう原因を探りながらレッスンを行なって参ります。

オーダー品受注、オリジナルデザイン世界でひとつだけマイデザインは洋裁教室ソーイングレッスン個人グループ出張オンライン家庭教師

今回使用している生地には撥水加工が施されていること
Sさまはファスナー付けが初めてだということを鑑みて
ファスナーは、しつけ糸を用いてしつけをしてあります。

ステッチが曲がってしまう原因は

もう一度ファスナー付けを行なってもらったところ
生地を押さえている手が若干ですが生地を斜めに動かしてしまっていることが分かりました。
今回使用している生地が滑りやすいのも原因だと思われます。。
そしてもう1つ、縫製時の目線。
貼ったマスキングテープではなく、針を見て縫製していらっしゃいました。
気になって針を見つめてしまうこと、ありますよね。
ただ、針だけを見てしまうと縫い目が曲がりやすくなってしまうのです。
生地をミシンにセットするときにしっかりと位置を決めたら
あとは、ミシンのメモリなど生地の端の位置を目で追っていってあげれば大丈夫。
点ではなく線で見ることが大事です。

原因が分かれば気をつけて縫製を行えばOK
ファスナーの中心と生地の中心を丁寧に合わせて2箇所のファスナーを縫い付けは無事完了。

中心を合わせるのにはチャコペンではなくハサミで切り込みを入れる「ノッチ」を採用。
毎回レッスンの中にさまざまな手法を取り入れて覚えていただきます。
それを何回か繰り返し行うことで理解を深め「この部分には○○のやり方がいいかな」などご自身で作るときにも最適な方法をチョイスできるようになります。
ご自身がやりやすい方法を見つけることで、より楽しく作業ができるようになっていきます。

次回のレッスンでは両サイドを縫い合わせていきたいと思います。

本日のレッスン お疲れ様でした(^ ^)
担当 : ヨッコ