2023年 3月 12日 渋谷区H様 ご自宅訪問レッスン
この春、ご入園のお子様に通園で使用するリュックサックを作りたいとご希望のHさま。
園からの指定が細かいので作り方をお知りになりたいと今回ご連絡をくださいました。
生地は裁断済みでしたので、接着芯を貼るところからレッスンスタートです。
先日ご自身で作ったというレッスンバッグを見せてくださったのですが、
接着芯と生地の間に空気が入ってしまって表面が少しポコポコしてしまっていました。
どうしたら良いか?ということで接着芯を貼らずにレッスンを待っていてくださいました。
接着芯は貼りたいパーツの中心から仕上げていきます。
パーツの真ん中にアイロンを置いて空気が入らないように外側に少しずつずらしていきます。
今までパーツの端からアイロンをかけていたそうで、今回中心からアイロンをゆっくり動かしたところ空気が入らず綺麗に仕上げることができました。
アイロンで押さえる時に腕の力だけではなく、体重を少し乗せるのもポイントです。
続いては、肩紐部分。
カバンテープだけで仕上げても良いのですが、ひと工夫。
鎖骨に当たる箇所に表地を使用し、優しい使い心地に仕上げます。

肩紐パーツはその場で決まったので、生地を裁断していただきました。
裁断はさみでカットしていたのですが、よく洋裁をされるとお聞きしたので
「ロータリーカッター」をお勧めしたら・・・なんと既にお持ちでした!
つまみ細工を作るために購入していたけれど、ほぼ使わずに箪笥の肥やし状態。
使わない手はありません。
早速使っていただくと「簡単でラクですね〜」笑。
定規の使い方、ロータリーカッターのご使用方法も伝えさせていただきました。
今後、カッターは大活躍の予感 ( ´∀`)
どんどん使っていってくださいね。

肩紐パーツを縫い上げて、お次はフタにフリルを付けたいとのご要望。
ステッチ幅を大きくしてザックリと縫製。
糸を引いてもらうとクシュクシュ〜とギャザーがよります。
手縫いでなみ縫いをするより簡単なので覚えていただくと便利です。

物作りが好きでよく作るそう。
ミシンの扱いがとてもスムーズで納得です。
自己流で作っていたので、色々とポイントを知る事ができて嬉しいとおっしゃってくださいました。
「来てもらってよかった」のひと言は本当に励みになり嬉しいです。
次回も実り多きレッスンになるようがんばります。
本日のレッスンお疲れ様でした(^ ^)
担当 : ヨッコ