2022年 11月21日 世田谷区 N様 ご自宅レッスン

お嬢様へのプレゼントである刺繍入りブックカバーの制作をご希望のN様。
縫製にミシンを使いたいけれど、お友達から譲り受けたまま使っていらっしゃらないとのこと。
使い方を教えて欲しいとのご依頼でした。
まずは、きちんと動くかどうか動作確認からレッスンスタートです!

コンセントにプラグを差し込み、電源をオン。
上糸の掛け方、下糸(ボビン)の巻き方と本体へのセットの仕方。
コンピュータミシンの液晶の見方と対応するアタッチメントの付け替え型などを一通り行いました。
分からない、忘れてしまったことを確認しながらご自身のペースで進めていけるのはマンツーマンならではです♫

ミシンが動くことが無事に確認できたところで本題のブックカバーの縫製へとレッスンは進みます。
クロスステッチは前日の夜に仕上げていらっしゃたとのこと。
素敵な刺繍が施された生地の周りに縁かがりのジグザグステッチをかけていきます。
生地からステッチが落ちないように別布で慎重に試し縫いを数回行ってから実際の生地にステッチをかけます。

実はN様、既に手縫いで縁かがりをしてあったのですが、見せていただくとステッチ幅が若干広くほつつれやすかったので、その旨をお伝えすると・・・ほどいてミシンの縁かがりをかけ直すことを選択されたのでした。
素晴らしい!!

ミシンでの縁かがりはアッという間に終わりN様は「早いですね〜」と喜んでくださいました。
縁かがりは物作りをする際によく使うので覚えていて損はなし。
アタッチメント交換の実践にもなりました。

縁かがりが終わったので、本のサイズに合わせて縫い代をアイロンで丁寧に押さえていきます。
アイロンがけは少々手間に感じられますが、仕上がりが断然違うので是非行っていただきたい工程です。

あとは、上下にコバ(1〜2mm)ステッチをかけたら完成ですが、慣れないと難しいステッチ。
緊張するとおっしゃっていましたが、あっさり1回で成功です。
縫製のセンスが素晴らしい。
どきどきしながら該当する本を試しに入れてみましたよー
ジャストフィット、良かった〜

今回は学校からの生地支給だったため、学校指定の縫製工程で仕上げました。
縫製が楽しくなってきたとレッスン中に何度もおっしゃっていたN様。
明るいお人柄が魅力的な方で私もとても楽しいレッスンとなりました、ありがとうございます。
是非、ブックカバーをキッカケに色々な作品にチャレンジしてみてくださいね。
レッスンお疲れ様でした。

担当 : ヨッコ