2022年 8月13日 T様 オンラインにて面談

アパレル経験ゼロからのスタートとなるT様。
当初はイラストレーターやフォトショップなどを使いデザイン画を描いたり、指示書を書きたいとのご希望でした。
企画書やコンセプトなどかなりご自身でまとめ上げていらっしゃったのですが、生地屋さんや縫製工場さんに対して作りたいものが伝わるかというと簡単ではありません。
メールで送ってくださった内容を確認するとともに面談の初めは目指すもの、作りたいものを明確にしてもらうためにヒアリングから開始。

ものづくりをスタートさせるには生地屋さん、工場さんをはじめとするプロたちと「会話」を成立させなくてはなりません。
はっきりとしたビジョンを書いたつもりでも知識不足から必要な情報を渡すことが出来ず、生産者側からすると「どうしたいんだろう?」「仕様は?」と相手には伝わっていないことが多く、思った通りのサンプルが上がってこないなんてことも。

尾州ブランドへのこだわり


T様の思い
・服によって自信を生み出し、人の可能性を最大化したい
・低身長の人向けの服を作りたい
・尾州織物の認知度を上げ、地位域経済の持続的な発展に貢献する
・100%尾州産にこだわる
アイテムは当初はワンピースのみでの展開を考えていらっしゃいます。

尾州と言えば有名なウール産地。
海外ブランドからも安定の評価を得ている日本が世界に誇る生地産地です。

なぜ、T様が尾州にこだわるのか?
それは、生まれ育った町の素晴らしい技術が消滅しかけているとの危機感から、尾州の魅力をもっと知ってもらい地域活性化に貢献したいという考えに至ったとのことでした。

ものづくりをしたいけど、どうしたら良いのか分からない

T様は最初、機屋さんへとサンプルとなる服を持参し交渉へ出向いたそう。
機屋とは生地を作る工場さん。
言われたのが、「デザイン画、指示書、サンプル作成依頼書があった方が良い」の一言。
教えてもらったのはいいが、T様は経験ゼロ。
起業希望の方たちが最初にぶつかる壁がココなのです。
何をどうしたら良いの?
そこで検索してココフラッペにたどり着いてくださったそうです。
指示書もサンプル作成依頼書も書いたことがなければ見たこともない方がほとんどですよね。
検索をすれば指示書などのフォーマットは見つかりますが、自分の作りたいものに当てはめて指示書を埋めるのは至難の技。

頭の中で考えることも大事ですが、1人で考えていると頭でっかちになりがちです。
堂々巡りになって、時間ばかりが過ぎてゆくなんてことも。
そんな時にはお力になれると思いますので私達にご相談ください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
担当: ヨッコ