
2022年 7月 23日 Y様 ソーイングスペース「原宿コロモザ」出張レッスン
今日でバッグを仕上げられるのか、はたまた、、、とドキドキしながらスタートです。
前回のレッスンでつけたカン止めをレザーに付け替え、宿題の中袋を完成させた状態でスタートです。
難関門と予測していた、カバン口の「ファスナーまち」を作ります。

帆布をなめてはいけません。肉厚でハリがあるので、ファスナーと表まちと内まちを3枚重ねて縫うのは頑丈で剛健な職業用ミシンでもズレます。縫っているうちに一番上のマチが右にずれてしまいます。
更に、表まち裏、内マチ表、ファスナー表、などを綺麗に重ねてクリップするうちに、どれかを間違えてしまうこと2回、ファスナーまち地獄に!!
曲がる、パーツが逆、糸調子が変になる、などありましたが、しつけ糸できちんと止めつけてミシンをかけることで、ようやく完成です。
アイロンは業務用のなので、スチームをしっかり使ってファスナーまちが仕上がりました。綺麗です。

ファスナーの上下にタブをつけて完成したところでレッスンは終了。
後はYさんが仕上げて、写真を送ってくれるそうなので楽しみです ^ ^
残りの工程は、中袋にファスナーまちをつけ、中袋と表布を重ね入れて袋口にパイピングテープをぐるりとミシンで縫うだけです。しつけ縫いをすれば、ズレることなく縫うことができるはず、あとはとにかくアイロンです。
商品の仕上げはアイロンで決まると言われるほど、アイロンが上手いとワンランク上の仕上がりになります。
ミシンの糸調子について
Yさんは中古の職業用ミシンを購入したそうですが、糸調子が整わないことに悩んでレッスンを申し込まれました。
マニュアルに載っているようなことは全て試したとのことでした。
↓そんな時に覚えておくといいですよ
- まずはボビンのネジ、糸調子ダイヤルで調整
- 糸調子ダイヤルの皿のバネがおかしくなっている
- ボビンが入っているカマの問題
2、3はプロに任せたほうがいい案件です。
お話を聞いて、ミシンのお医者さんに見せる方がいいですとお伝えし、Yさんはその後プロに頼んで非常に具合が良くなったそう。
カマが錆びている、ボビン上の台(蓋)が別注品で齟齬が出てきていた、などの理由で職人さんが取り替えてくれて調子が良くなったそうです!
これはなんだろうか?
JUKIのミシンを使っていて、この部分が???
調べると「ドロップフィードつまみ」刺繍の時は右、通常の時は左だと分かりました。備忘録で書いておきます。

本日はYさんお疲れさまでした。素敵なバッグが出来上がることでしょう!!
〜後日談お待ちしています〜
担当:ココフラッペ
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