2022年5月27日 東京Nさま ご訪問ご自宅レッスン

着丈(スカート丈)が決まり余分な生地をカット。
縫い代部分と表地部分の長さの差を合わせていきます。

スカート1周は長さがあってちょっと大変なのでミシンを使ってギャザーをよせます。
以前、チュニックの裾あげの際にも行った方法です。

まず、ミシンの縫い目設定を出来るだけ荒めにします。
縮めたい部分にステッチを掛け、下糸を引っ張ります。
すると、生地が綺麗に寄っていきます。
お子さんのブラウスやギャザースカートなどにも使えるワザなので覚えておくと便利ですよ。

と、ここまでは前回のレッスン。
今回はこの続きからスタートです。

ギャザーを大まかに寄せたら縫い代を三つ折りにしてしつけを掛けます。
ギャザーを調整しながらまち針で抑えしつけ糸で細かく(今回は1cm間隔)で縫い代の上部を縫い止めます。
今回の裾上げのギャザーはホンの僅か。
コレ、ギャザー要ります??と思う方がいそうな程度のほんのりギャザー。
ですがギャザーを寄せずに裾上げすると縫い代が捻れてしまう。
結果、裾が歪んでしまって綺麗に仕上がらなくなってしまうのです。
洋裁ってちょっとした一手間で仕上がりが一段アップするんですよね〜


Nさまもほんのりギャザーに苦戦。
指先で少しづつ調整してはやり直し、思うように進めず。
また、しつけを掛けるときのクセで糸を引っ張りすぎてしまい表地にもギャザーが寄ってしまうというアクシデントが。
ミシンで本縫いに入る前のチェックで分かりました。
しつけを少し解き縫い直すもクセで引きすぎてしまう。
レッスン終了時間になり、しつけ縫いは宿題として行なってもらうことになりました。
クセは厄介ですが、ここは根気よく直していきたい。
大変だとは思いますが意識して行うことでだいぶ違ってくると思います。


さて、今日のNさま先日仕上げたチュニックを着用してのレッスンでした。
とても良くお似合いでしたよ♪

レッスンお疲れ様でした!

担当 ヨッコ