2023年　９月 １０日 Y様・Y様　三ノ輪ご自宅出張グループレッスン

今回は衿と袖の型紙を書くことからスタートです。服の構造を理解していないと、なかなか型紙を書くのは難しいもので、お二人ともなんとかシャツの型紙を書き上げることができました。

書き上げた型紙に縫い代を付けてカットし、いよいよ布の裁断です。布の裏表や地の目の見方をご説明して、きちんと生地を裁断できました。出来上がり線をチャコでうつしてもいいのですが、白シャツの為、表に色が透けて出来上がりの見栄えがイマイチになってしまうこともあり、案内になる印のみちょんと付けて印付けは完了。パーツが小さいので、切り端の処理はほつれ止めを塗ることにしました。

いよいよ縫製に入ります。お一人はちゃんとミシンを触るのは10年ぶり、もうお一人は中学生の家庭科で触ったきりとのことで、ドキドキしつつも少し試し縫いをして慣らしました。今回、縫い代を1cmでとるには多く5mmでは縫い代が少なくて縫うのが心配ということで、7mmの縫い代を付けておきました。しかしミシンに7mmのガイドラインが付いておらず、ガイドのアタッチメントもお持ちでなかったのでマスキングテープで代用。針の位置から7mm右側のところにマスキングテープの端を合わせて貼り、ここに布端を合わせながら縫うことで縫い上がりの印がなくてもきちんと縫うことができます。
ご自宅出張レッスンの為、ミシンが1台しかないのでアイロン作業とミシン作業を交互に進めていきました。衿の角を綺麗に出す縫い代のカットやアイロンかけ、細かいところですが小さなひと手間が綺麗な仕上がりになります。少しずつYシャツの雰囲気が見えてきて”それっぽくなってきた～！”とテンションもあがります。

お二人とも細かい作業も集中力を切らさずに黙々と作業しておりました。今回は衿付け袖付けの手前までで時間切れ。次回はいよいよ完成なるか！と言ったところです。頑張って仕上げていきましょう。

担当者　まいまい