2026年6月28日 H様 西船橋 ご自宅出張レッスン

毎月レッスンをさせて頂いているH様。今回は写真の様なプリーツスカートを型紙に写しとることにします。

採寸

まずはいつものように採寸から始めます。外周の寸法(前中心、脇、後ろ中心の丈、蹴回し、ウエスト上がり)を測りメモしていきます。その際に見えてきた形は今回のスカートはシンプルな長方形の前身と後身で、しかも前後とも同じ寸法でした。次にプリーツの間隔とタック分量、タックの長さを測りました。このプリーツ分量も中心がボックスになっている他は全て等間隔、同分量でした。となると型紙もスカート部分は1枚で済むので簡単です。ウエストのベルト寸法、ファスナーあき止まり、ポケット、ベルト通しなど、その他のサイズも測り終えたところで、製図用紙に書き起こしていきます。

型紙起こし

採寸したサイズよりも少し大きく作り替えたいとのことでしたので、プリーツ分量を4つ分増やすことにします。今回のスカートは長方形がベースだったので最初に丈とスカート幅を歪まない様に寸法をとりながら長方形を書きます。そこにプリーツ分量と、プリーツの合間の寸法をとっていきます。増量したいプリーツ分も書き込みます。ポケット位置やファスナーあき止まりも印をつけます。続いてウエストベルトも長方形の型紙で問題なさそうでしたので、仕上がりがスカートのタックを畳んだ長さになる様合わせて書いていきます。持ち出しも忘れずに。ベルト通しをつける位置も書き加えます。

スカートの型紙を書き終えたところで、まだ時間がありましたので、H様自身でサンプルワンピースから型紙をとり実際に作ったワンピースを見てほしいとのことでしたので、そちらをチェックしてみることにしました。

ワンピースの補正

パネルラインのワンピースです。裾のほうの切り替え位置で、つのが立つように跳ねてしまいどうしたら改善されるかとのご相談でした。気になる裾のあたりを少し解いてみると、中心パーツは綺麗に下におちるのですが、パネルラインのパーツが前に流れてしまっていることで中心パーツに響いており、これがラインを崩していた原因かと思われます。

よくよくお話を伺うと、中心パーツとの縫い合わせの線に沿って地の目を合わせて裁ってしまったらしく、地の目が斜めになっていたことで前に流れてしまっていると気づきました。型紙を取った時に、地の目を必ず書き込み、その取り方も注意すること(前中心、後ろ中心と平行に取る)を再度確認しました。

作り直すにも生地の残りがあまりないとのことで、後身頃は裾のパネルラインをほどき、パネルラインパーツの中心に流れてしまう部分の裾を少し削る感じで、中心パーツが綺麗に落ちる様に調整。そり返りのひどい前身のみ、パネルラインパーツのポケット下から切り替えて作り替えしてみることにしました。

まず、元々の型紙を再度写します。次に、中心パーツと合わせて前中心と平行に地の目を引きます。
後ろで削ることになってしまった2cmほどを前脇で出します。前のパネルラインパーツが裾が窄んだ寸法になっていたのも気になり、パネルラインで+0.5出しました。

ここまでしたところで時間が来てしまいましたので、実際に裁ち直すのはご自身でしていきます。地の目一つで仕上がりも変わってくるので、しっかりと確認して裁断することが大切です。これで気になった箇所が改善されるかと思います。
今回もありがとうございました。

担当者 まいまい

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