2025年7月19日　Kさま、Iさま　新宿区ご自宅出張レッスン

廃棄物をアップサイクルするブランドの立ち上げ&ファッションショーへの出展作品作り。前回に引き続きドレス3を仕上げていきます。Iさまが作品作り。Kさまは次の作品の構想を練っています。

衿作製

地衿は提供された作務衣を使用、表衿はシーチングを使用。ゆるみをプラスしたパターンを使用して表衿を裁断します。

表衿、地衿両方に接着芯を貼り、表衿、地衿の外回りを縫い合わせます。縫い代のごろつきを防ぐために衿先、後中心の縫い代の角をカットしてひっくり返しアイロンで整えます。表衿にはゆるみがプラスされているので地衿が控えられた状態に出来上がります。身頃衿ぐりと地衿を中縫いして縫い代は衿側に倒します。表衿縫い代端を7mm折り込み衿側高でステッチを掛けます。

アームホールパイピング始末

アームホールは作務衣生地を使用して1cmのパイピング始末。最初に絵と紙の模型を使ってご説明しました。アームホールのカーブにキレイに沿うように4cm幅のバイアス地の目で裁断します。パイピングテープを最初にアイロンで半分に折り、裏側出来上がり幅が1.2cmになるよう縫い代8mmでアイロンを掛けます。裏側の幅を広くしておくと表からステッチを掛けても裏側のステッチがパイピンテープから落ちることがないと思います。身頃表側にパイピングテープを合わせて1cmで中縫いし、アイロンでキレイに整え表からステッチを掛けます。裾始末は1cmの三つ折り始末にしました。

作務衣を使用したサッシュベルト作製

長い生地がないのでは作務衣の後身頃部分と、、両サイドはパンツを使用して3枚を接ぎ合せます。パンツの脇の縫い目はほどかずにそのまま使用、股ぐり、股下部分をほどき長方形に裁断してつなぎ合わせます。つなぎ合わせ部分は折り伏せ縫いにします。周りは1cmの三つ折り始末です。

ここでレッスンは終了。今回も休憩を挟んで午前、午後4時間のロングレッスン。次回は新しいデザインを始めます。お疲れ様でした。ありがとうございました。

担当　：　Yayoi

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