2025年7月5日 Kさま、Iさま 新宿区ご自宅出張レッスン

ブランド立ち上げ&ファッションショーへの出展作品作り。今回はドレス3のパターン、トワル組み立て作業を進めていきます。今回のドレスはウエストーダーツ入り、ステンカラー、ノースリーブのシンプルなAラインのドレスです。Iさまがパターン作製とトワル組み立て。Kさまは次の作品の構想を練っています。

パターン作製、トワル組み立て

ドレス2のプリンセスラインパターンからアレンジしていきます。バスト、ウエスト、ヒップは同サイズ。デザイン画を基に着丈、肩幅を決めていきます。肩幅はサイズをボディーにメジャーを当てて合わせてみるとイメージしやすいです。プリンセスラインのアームホールダーツを胸ダーツ位置に移動変更します。

ウエストダーツ分量はそのまま使用します。Aラインのシルエットを決めていきます。ヒップラインから裾までどの位広げるかイメージして脇のラインを決めていきます。今回は5cm広げることにしました。衿ぐりのラインを決めます。後原型位置、天幅は5mmほど広げてゆとりを持たせます。前は原型より1.5cm下がった位置にしました。前後の肩線を合わせて前後の衿ぐりラインがキレイに繋がっているかチェック。前後のアームホールもキレイに繋がっているかチェックします。同様に前後の脇線を合わせてアームホール底部分もキレイなラインに繋がっているかチェックします。シーチング生地に書き写しトワルを組み立てていきます。

衿のパターン作製トワル組み立て

組み立てた身頃トワルをチェックします。Aラインのシルエットを確認。衿ぐりライン、ゆるみ詰まり具合をチェックします。両方ともトワルサイズでOKという事なので衿のパターンを引いていきます。前後の衿ぐりライン寸法を計測します。衿腰(衿の高さ)前衿の大きさを決めてパターン作製します。シーチング生地に書き写し、身頃トワルに付けていきます。

後衿の高さ、前衿の大きさ、衿がキレイに返っているか、衿外回り寸法が不足していないかなどをチェックします。最初のパターンは全体的に少し小さかったのでトワルを修正、パターンも修正しました。出来上がったパターンは地衿(衿裏側)ゆるみ分量を展開して表衿パターンを作製します。ここでレッスンは終了です。

そば職人さんの作務衣

過去マテリアル(行き場のない製品や廃棄物など)提供されたものは着用しなくなったそば職人さんの作務衣、前掛け。このデザインではノースリーブのパイピング始末と繋ぎ合わせてサッシュベルトに、前掛けに入っているプリント部分を表衿に使用する予定です。

左身頃を裁断、ダーツを縫う。使用箇所を切り出した作務衣をつなぎ合わせてサッシュベルトを作るを宿題とさせていただきました。今回も休憩を挟んで午前、午後4時間のロングレッスン。お疲れ様でした。ありがとうございました。

担当 : Yayoi

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