2025年5月17日 Kさま、Iさま 新宿区ご自宅出張レッスン

ブランド立ち上げ&ファッションショーへの出展作品作り。芸術家から提供された油絵を描いたキャンパス地を、前後右身頃、右袖、後裾裏側に使用します。Kさま、Iさまお二人でどの柄を出すか検討しながら作業を進めていきます。

裁断

1着目ドレスのプリント生地を使用するパーツを裁断します。身頃は見える部分は少ないですが、お袖は大きなパーツ、色々なカラーが使われているので裁断する場所でイメージが変わってきます。

縫製

2本針4本糸のロックミシン。今回は縫い代始末にしか使用しないので、直線2本針の右針をはずし、1本針3本糸にします。ロックミシンを使用するのは初めてのIさま。最初に少し練習をして慣れていただきました。左脇は割り縫いしてコンシールファスナーを付けるので前後別々1枚づつロックミシンを掛けます。
衿ぐり、前裾にもロックミシンを掛け、縫い代を二つ折りしてステッチを掛けておきます。前後身頃ダーツを中縫いして縫い代は中心側に倒しアイロンをかけます。

後裾縫い代始末

後裾縫い代始末は、プリント生地で裏バイアステープ始末にします。出来上がり幅は1.5cm、縫い代を付けてバイアス地の目に裁断。裾はカーブラインなのでバイアス地の目だと伸縮性があり、カーブに馴染ますことができます。プリント生地、油絵具を使用しているので、表面はコーティング加工されているような状態。後裾縫い代とバイアステープ、中縫いは出来たのですが、ステッチを掛けるのは抑え金の滑りが悪く無理な感じ。次回テフロン抑え金を使用してチェレンジします。

コンシールファスナー付け

デザイン的に後中心に開きを作れないので、左脇にコンシールファスナーを付け開きを作ります。開きがないと着用出来ないですからね。コンシールファスナー付け用の抑え金があります。抑え金に溝があり、その中にコンシールファスナーのムシを通すとキレイに縫えます。片押さえでも付けることは可能ですが、便利なアイテムなので使ってみてください。前後左脇ファスナー開き止りまで中縫いをしてファスナーを付けます。

ここでレッスンは終了です。ロックミシンがレンタルと言うこともあり、返却までにロックミシンを掛ける箇所をご説明。右脇、両肩、右袖下部分、袖フリルを裁断して袖下部分などなど、たくさん作業を進めていただくことになりました。今回も休憩を挟んで午前、午後4時間のロングレッスン。お疲れ様でした。
ありがとうございました。

担当 : Yayoi

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