2025年4月26日 Kさま、Iさま 新宿区ご自宅出張レッスン

ブランド立ち上げ&ファッションショーへの出品。Iさまは前回レッスンの続きドレスのお袖パターンを作製し、トワルを組み立てていきます。Kさまは次の作品の構想を練っています。

お袖パターン作製

最初に前後身頃のアームホール寸法を計測します。メジャーを立てるとカーブ部分も計測しやすいです。前後共に合印を入れます。合印とは、縫い合わせるパーツ同士を正確に合わせるために、同じ位置に印をつけることです。前は肩から10cmの位置に1本、後は肩から10cmの位置+11cmの位置に2本目を入れます。お袖の前後がわかるようにしておきます。

お袖を作製します。ほぼ原型の肩幅なので袖山の高さは13cmにしました。袖山カーブラインを引きお袖も計測、合印を入れます。袖口ラインを引きます。フレアー、ギャザーたっぷりのお袖なので袖下ラインも袖口に向けて広げておきます。

お袖が引けたので、フレアー、ギャザー分量を展開していきます。わかりやすいようにパターンを切って展開することにしました。袖山はギャザーを入れないので切り開きは0(ゼロ)袖口のみ切り開きブラウジング(膨らみ)分量もプラスして袖口ラインを記入します。

トワル組み立て

出来上がったお袖パターンをシーチングに書き写しトワルを組み立て、身頃に付けていきます。結構切り開き分量を多くしたつもりでしたが、組みあがったトワルではまだまだ分量不足でした。左袖はシーチング生地、右袖はプリントされたしっかりとしたキャンパス地。これ以上平ゴムで縮めるのは無理があるのでタックを入れることに決定、袖幅部分も広くしたいので袖山にもタックを入れ分量を増やすことにしました。タック分量を切り開き、再度お袖トワルを組み立てます。

新しく作り直したお袖。ボリュームが出ました。袖口は切り替えて平ゴムを通してギャザーを寄せます。その下にフレアーが入った切り替えがさらに続きます。切り替え部分のパターンまで出来上がっていますが、平ゴムが入るのでトワルではなくミシンで縫いあげることにしました。

ここでレッスンは終了です。パターンを引くこと、トワルを組み立てることも初めてのIさま。ピン打ちは難しかったようですが、製作作業は楽しいと言っていただきました。今回も休憩を挟んで午前、午後4時間のロングレッスン。お疲れ様でした。
ありがとうございました。

担当 : Yayoi

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