
2025年4月19日 Kさま、Iさま 新宿区ご自宅出張レッスン
ブランド立ち上げ&ファッションショーへの出品。作品イメージは過去マテリアル(行き場のない製品や廃棄物など)を使用したレディース服。ご友人と一緒にレッスンをスタートします。数点あるデザインの中から先ずはドレスを作製します。
パターン作製
原型を使用してパターンを引いていきます。普通パターン作製する時は右身頃を作製しますが、左右アシメトリーなデザインなので左右あるパターンを引いていきます。モデルヌードサイズを考慮しながらゆるみをプラスし、ドレスの肩幅、バスト、ウエスト、ヒップ各サイズを決めていきます。ボディーはシンプル、タイトなシルエット。胸のダーツはアームホールのゆるみにします。前後ウエスト部分にダーツを作製します。原型の衿ぐりライン位置(前は鎖骨の上凹んでいるところ、後は頸椎)から下に何㎝下げるかを決めて、衿ぐりラインを作製します。裾ラインはトワルで決めることにして、シーチングにパターンを移していきます。

トワル組み立て
左身頃を作製。前後ダーツをたたみピン打ちしていきます。前後の肩、前後脇もピンで留めドレスの形にします。トワルを組み立てる時はマチ針ではなくドレスピン、シルクピンを使用します。極細で頭の部分が小さい物です。太さは約0.5mm、長さは30mm程度が一般的です。

裾のラインはトレーン(床に引きずる部分)をどのようにするか検討。ファッションショーが屋外で行われる可能性もあるので、床に着かない長さにしました。Kさまから後裾裏側部分に、アクセントとして右身頃、右袖に使用するプリント生地を使用したいとご提案。前から見て歩くとチラチラ見える感じ。後裾始末をプリント生地で1.5cm幅くらいのテープ始末にすることにします。素敵ですね。裾の最終ラインはお二人で検討していただくことにしました。

ここでレッスンは終了です。次回は袖を作製していきます。袖は見頃と対比したボリュームたっぷりの袖。どのようなパターンを作製をするかをお話してイメージを膨らませていただきました。お二人ともお仕事があるので休日の作業。休憩を挟んで午前、午後4時間のロングレッスン。お疲れ様でした。
ありがとうございました。
担当 : Yayoi
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