
2024年 12月 9日 藤原さくらさま 渋谷区事務所出張レッスン
シンガーソングライターの藤原さくらさま。公式ファンクラブの会報誌企画で、毎回色々なことにチャレンジされているそうです。第5弾となる今回はご自身が描かれたオリジナルイラストからぬいぐるみ作りまで、2日間に渡りお手伝いをさせていただきました。会報誌がファンの方々にお届けされたようなので、こちらにも掲載させていただきます。
イラスト画、型紙、見本サンプル作り
最初にイラスト画とイメージするぬいぐるみの形状の画像をいただきました。オンラインで打ち合わせを行い、今回はあまり立体的ではないものを作ることになりました。必要な材料購入を同行し、材料を持ち帰り、パターン、見本サンプルを作製してチェックしていただき、レッスンのスタートです。

体部分を裁断
先ずは体から作っていきます。25cmの牛マッチョ。ホルスタイン柄になるよう白黒それぞれの切り替えのパーツ、左右後身頃、前身頃を生地にチャコペンシルで写し裁断していきます。


体を縫う
前後左右黒の切り替え部分を体と接ぎ合わせていきます。25cmのぬいぐるみなのでパーツも小さく縫い代も5mm細かい作業です。丈夫に仕上げたいので「半返し縫い」にします。後中心背中部分に綿を入れるための口7cm程を残して左右接ぎ合わせます。後体が一つになったら前体と合わせマチ針で数か所止めます。肩から腕、脇、足とぐるり一周縫い合わせます。表にひっくり返して体が縫い上がりました。
「半返し縫い」とは、その名の通り針を半分返しながら縫う方法のことで、糸を重ねながら縫っていく技法なので、強度が増し丈夫に仕上がります。


綿を詰める
縫い上がった体に綿を詰めていきます。最初に手、足の細かい部分に綿を詰めます。綿を小さくちぎり数回に分けて手先、足先に必要ならピンセットを使い詰めていきます。続けて胴体部分。詰める綿の分量によって体型が変わってきます。今回目指すはマッチョ!タップリ詰めてしっかりとした体型を作ります。背中の縫い残した口部分を「コの字とじ(はしごまつり)」で閉じて体の完成です。マッチョな体型になりましたね
「コの字とじ」とは、布のオモテにもウラにも縫い目が出ない縫い方で、返し口をとじるときなどに使います。折り山部分を「コの字」に糸を渡していくので、「コの字まつり」と呼ばれています。



クリスマスソングをかけ、スタッフの方々もご一緒に子供のころのお話をしながら、和やかな雰囲気のレッスンでした。久しぶりに裁縫をされたそうですが、とても几帳面で丁寧な作業をされる藤原さくらさまです。縫い目が細かくて美しい👏 次回、顔を作り、体と合体させていきます。
レッスンお疲れ様でした。ありがとうございます。
作成者 Yayoi
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