
2025年 2月 9日 Sさま 蕨市ご自宅出張レッスン
今回のレッスンでは、グレーディングを依頼したメンズパンツパターンのサイズチェック及びサイズピッチの確認を行っていきます。
サイズピッチとは
洋服を作る時S,M,L,LLなどサイズ展開をします。その時どれだけ大きく、小さくするか?サイズ間の差をグレーディングピッチと言います。バスト、ウエスト、ヒップなど横幅は3~4cm。着丈などは1~2cmが一般的です。
グレーディングチェック
今回のチェックするパターンはS,Lサイズ。パンツの場合ワタリ線(股下が始まる位置)とクロスするタテのライン、この位置を基準にしてそれぞれのパターンを重ねます。ウエストからヒップ、裾までが均等な幅で大きくなっていればきれいにグレーディングができています。股上、股下も均等に幅が長くなっているかもチェックします。もちろんサイズもチェックします。ポケット、ダーツ位置も後中心側、脇側で均等にサイズが大きくなっているかをチェックします。ダーツ分量、ポケット大きさなどは3サイズぐらいなら共通にしてグレーディングはしません。
グレーディングサイズピッチを検討
基準のパターンはSサイズ。グレーディングされたLサイズとのパターンピッチは4cmでした。作成はしないけど通常なら間にMサイズがありますので、「4cmの差では小さい」と検討の結果あと1サイズ分4cm大きくすることにしました。自身のブランドで洋服を作る時は好きなピッチで検討すれば良いと思いますが、一般的なサイズピッチを考慮することも大切かと思います。デザインにもよりますけどね。
その他にもどれぐらいの縫製レベルなら販売可能か?ファスナー付けは難しいなど、色々なお話もさせていただきました。ここでレッスンは終了、お疲れ様でした。
ありがとうございます。
作成者 Yayoi
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