2025年　1月 19日 Sさま　蕨市ご自宅出張レッスン

ここまでアパレルCADを使用して色々なパターンを作り、作品を作ってきました。今回のレッスンでは、出来上がった作品の修正、変更内容を検討しました。

クラッシュ加工の依頼方法

ご自身で部分的にクラッシュ加工を行いましたが、実際工場さんに依頼する時はどうするか？加工したいパーツを荒立ち裁断して加工を入れるパターンと一緒に工場さんに送ります。荒立ち裁断とは加工を入れたいパターンの周り全体に5cmほど大きく縫い代をつけた裁断です。刺しゅう加工をする時もこの方法です。工場さんによって色々方法があると思うので打ち合わせが必要です。

パンツの前プリーツが開いてしまう

最初に作製した作品はプリーツ奥に奥コバステッチをかけました。この方法だ着用しているうちにプリーツ山が取れてしまうとのことなので、プリーツ山にもコバステッチをかけました。それでも開いてしまうとのこと。プリーツ奥を深くすることも検討しましたが、ひざ位置あたりまで中縫いをしてプリーツは裾部分のみのデザイン変更することにしました。

ウエストサイズを大きくする方法

ウエストサイズを大きくする方法。Sさまが検討された方法は、脇、若しくは後中心に三角▼のパーツで不足サイズをプラスして大きくする。共布を使用して行えば、切り替えのデザインに見えると思います。ウエストサイズだけでなく全体に大きくしたい時は、ウエストから裾まで平行に長方形のパーツをプラスするとよいと思います。この方法も切り替えのデザインに見えると思います。

テーラードジャケットのラペル、衿折れが安定しない

ラペル、衿折れが安定しない。パターンの衿折れ位置にアイロンでプレスをかけます。アイロンで抑えてしまわずに蒸気をかけます。フワッと折れたラペル衿になると思います。これでも安定しなければ軽くアイロンで押さえてもよいと思います。生地に合った方法を検討します。

ここでレッスンは終了、お疲れ様でした。
本日は90分の短いレッスンでした。ありがとうございます。

作成者　Yayoi

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