2024年　11月 2日 Sさま　蕨市ご自宅出張レッスン

前回のレッスンでメンズパンツを完成させたSさま。今回のレッスンは予定を変更し、中国で作製してもらったメンズジャケットのパターンサイズチェック、縫製仕様チェック、アレンジパターンを作成、レディースパンツを縫製していきます。

アレンジパターン作成

中国で作成してもらったメンズジャケットのパターン、サイズ、仕様などをチェックしていきます。CADの形式が違うため、クッレアコンポパターンマジックⅡで引いたパターンと少し違います。よくあることです。最初に着丈、肩幅、バスト、袖丈等々パターンサイズをチェックして、作りたいサイズ感かどうかを検討。その後仕様面をチェック。縫製仕様方法、パターン情報（パーツ名称、生地区分、裁断枚数）などが何も記入されていなかったので、記入していきます。

衿のパターンを修正

衿幅が細かったのでパターン修正。後中心で衿幅を2cm大きくしました。衿の外回り寸法が足りなくなるので、ネックポイント辺りで切り開き展開。前衿の感じは良かったのでそのままのパターンを使用して、線をつなぎ合わせて修正完了。メンズジャケットなのに右パターンが作成されていたので、反転させて左パターンに修正。CADなら一つの作業で簡単に修正できます。パーツ化、縫い代付けなどはご自身でやっていただくことにして、違うレッスンを始めます。後日このパターンを使用して縫製する予定です。

レディースパンツ縫製

Sさまが3DCLOで作成されたレディースパンツパターンを使用し、前回のメンズパンツのおさらいを兼ね、前明きファスナー付け、脇縫い、股ぐりまでご自身で縫製されていました。今回のパンツベルトは表地で作成縫製。メンズパンツと仕様が違うのでここからレッスンスタート。でしたが問題発生！前後パンツとベルトのウエスト付け寸法が合わない。ベルトパターンサイズがかなり大きい事が判明。裁断したベルトを短く修正してスタート。ベルト通しを作成し、パンツウエスト部分に先に仮止めたたき付けます。ここで時間がきてしまいレッスン終了。、前後パンツとウエストベルトを接ぎ合す。ウエストベルト内側の縫い代をベルト側に折り込み、ベルト周りにコバステッチを掛ける。ベルト通しの上側をベルトにたたきつける。付け方をご説明、ご自身で縫製していただきます。

メンズアパレル関係のお仕事をされている男性のSさま、レッスンで行いたい事がたくさんあります。企画デザインから、パターン、仕様書作成、ご自身で縫製、工場さんに生産依頼までお一人で全部出来る状態ですが、それぞれを追求、深めていきます。今回も午前、午後それぞれ3時間づつ計6時間のロングレッスンでした。本日もお疲れ様でした。ありがとうございます。

作成者　Yayoi

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