2024年 7月25日 K様 新宿出張レッスン
フリーランスのアパレル企画職として活動中のKさん。
今までは写真を用いた企画書、指示書がメインだったそうですが、
今後はイラストレーターのソフトで洋服の絵型を描いて、
仕様書を書けるようになったり、企画書をレベルアップし、
できることを増やすのが目標とのことです。
洋服の絵型を描く為に必要な練習は?
企画のお仕事をされているので、洋服についての知識はあり、
指示を出すことはできるが、絵に苦手意識があるとのこと。
絵を描くにはどう練習すれば良いのか、何から始めて良いのか分からない、
とのお話でした。
たとえばファッションイラストの中でも、アイデア出し用のデザイン画と、
工場に発注する為の絵型では、目的が違う為、必要なスキルも異なります。
描きたい絵の種類は明確だった為、目標は定めやすいかと思いました。
洋服の絵型の場合、まずは資料を参考に描いて練習することを提案しました。
今回は描いてみたいアイテムの写真を、用意していただいてました。
写真資料を参考に絵にする場合のコツをざっと説明し、
写真を元にアレンジするところから始めました。
絵型用イラスト 実践編
Kさんは、今までも写真と文字の企画書にはIllustratorのソフトを使用、
基本操作は習得済みで、Illustrator内のツールの使い方が中心となりました。
ペンツール以外にも長方形や丸などを組み合わせて描く方法もあることを学び、
アンカーポイントや曲線の使い方の練習もしました。
一見複雑に見える洋服の形も、おおまかにとらえれば、図形の組み合わせとも言えます。
パスファインダーで形を足したり切り抜けば、欲しい形が作りやすいです。
左右対称なものは片側を描いてから反転コピーし調整すれば時間短縮できる、
同じ形は、コピーペースト機能をうまく使う等、具体的な方法を実践していきました。
絵型に必須な縫い目は、イラストレーターの破線の機能を使えば表現しやすく、
破線の太さや幅を変えることで、様々な応用もしやすいです。
輪郭とギャザーでは線の太さを変える、洋服の前と後ろの描き分けなど、
企画書にすぐに使える細かな技術を学んでいきました。
初回の本日で、目標のひとつ、洋服の絵型がだいぶ描けるようになりました。
絵型なので、工場に伝わることが目的、質感や細かなニュアンスがわかるよう、
ドレープやギャザーの線の表現なども試行錯誤しました。
今後さらに実践を重ねて、絵型および企画書等のクオリティを上げていきたいとのことです。
本日は充実したレッスンをどうもありがとうございました。
また次回も引き続きよろしくお願いします。
担当者 fuku
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